SNSがあるとはいえ、オリジナルの公式ホームページが必要になる機会はたくさんあります。
経営している飲食店や美容サロンのホームページが欲しい。
起業したので会社のホームページが欲しい。
なんかよく分からないけど、とりあえずおしゃれなホームページが欲しい。
などなど…
無料でホームページを作る方法はいくつかありますが、その中で特におすすめなのは “WordPress”(ワードプレス)です。
「なんでWordPressがおすすめなの?」
「そもそもWordPressって何?」
ということを、この記事で詳しく解説いたします!
Table of Contents
そもそもWordPressて何?
WordPressとは、ホームページを作るためのツールです。
ホームページを作るためには、HTMLやCSSという言語でコードを書く必要があります。
しかしながら、HTMLやCSSといった専門知識は初心者には難しく、学ぶには時間がかかります。
そこで、コードを書かずにホームページを作成することができるツールが世界中で利用されています。
ノンコードでホームページを作成できるツールのことをCMSといいます。
WordPressは最も利用されている有名なCMSです。
【WordPress公式サイト】
https://wordpress.org/
WordPressなら無料でホームページが作れるのって本当?
本当です・・・ですが、場合によります。
WordPressでホームページを無料で作れる条件
- WordPressが利用可能の無料レンタルサーバーを契約する
- 無料のドメインを取得する
- 無料のWordPressテーマを利用する
ホームページをネット上に公開する場合、レンタルサーバーの契約とドメイン取得が必要です。
WordPressが利用可能の無料レンタルサーバー、無料のドメインはありますが、もしあなたがこれから作成するホームページがお店または会社の信頼に関わるようなものなら、あまりおすすめできません。
なぜかというと、SSL化の設定ができなくてサイトを表示したときに警告文が出てしまったり、.comや.jpなど見慣れたドメインを取得することができず、お客さまの信用が下がる可能性があるからです。
ただ、WordPress自体はオープンソースで開発されているため、無料でも安心して使用することができます。
WordPressでホームページを作成する場合は ”テーマ” と呼ばれるデザインのテンプレートが必要になりますが、無料でも十分良質なテーマを取得することは可能です。
WordPressでホームページを作るメリットは?
WordPressでホームページを作るメリット
- ノンコードでホームページを作成できる
- 無料のテーマを利用できる
- 有名なので検索すると情報が多く載っている
- 無料のプラグインでたくさんの機能を追加できる
- SEO内部施策を簡単に実施できる
○ノンコードでホームページを作成できる
WordPressを利用する場合は基本的にHTML, CSS, PHP, Javascript…といったWebサイト制作の専門知識がなくても、ホームページを作成することが可能です。
○無料のテーマを利用できる
人気のCMSのため、無料でも良質なテーマを利用することができます。
○有名なので検索すると情報が多く載っている
有名なCMSなので、WordPressの使い方を検索すれば数多くの情報を得ることができます。
ホームページ制作中に分からないことがあっても、すぐに調べて解決することができるでしょう。
○無料のプラグインでたくさんの機能を追加できる
WordPressにはプラグイン、と呼ばれる拡張機能のツールがあります。
プラグインによって、予約機能・問い合わせフォームを追加したりすることができます。
本来、プログラミングなどによって構築しなければならない機能がクリックするだけで追加できることで、大幅な作業時間の短縮につながります。
○SEO内部施策を簡単に実施できる
WordPressのテーマやプラグインを利用することで、パンクズリストの設置、XMLサイトマップ、モバイルファースト対応…などなど、煩雑なSEO内部施策を簡単に行うことができます。
WordPressでホームページを作るデメリットは?
WordPressでホームページを作るデメリットは?
- デザインがテーマに依存する
- 通常のホームページより表示速度が重くなる
- シェア率が高いのでハッキングの対象になりやすい
- プラグインと相性が悪い場合エラーが起きやすい
- オープンソースの無料サービスのためサポートデスクがない
×デザインがテーマに依存する
有名なWordPressテーマを使用する場合は、デフォルトの色や構成を変更しないと、
「なんだか見たことあるなあ」
と思われがちなサイトになるかもしれません。
デザインにこだわったサイトを作成したい場合はCSSなどの知識が必要になってきます。
×通常のホームページより表示速度が重くなる
Webサイトは静的サイトと動的サイトの2種類があり、WordPressで作成されたホームページは動的サイトになります。
動的サイトはユーザーや時間、場所など特定の条件で異なるページを表示するように作成されているため、静的サイトよりも表示速度が重くなります。
表示速度を改善するためには動画や画像のサイズを軽量化するなどの工夫が必要です。
×シェア率が高いのでハッキングの対象になりやすい
シェア率の高いCMSだからこそ、ハッキングの被害に遭う可能性も高くなります。
テーマやプラグイン、WordPress自体のバージョンを常に最新に保っておくこと、またセキュリティ対策ができるプラグインを利用することなどが推奨されます。
×プラグインと相性が悪い場合エラーが起きやすい
便利なプラグインですが、テーマと相性が悪い場合エラーが起きてサイトが表示されなくなってしまうことなどがあります。
×オープンソースの無料サービスのためサポートデスクがない
分からないこと、困ったことがあったらいつでも電話で相談に乗ってくれる…というのは残念ながらできません。
不明点などは検索して情報を探す、あるいはWordPressを専門にしているWeb制作会社などに相談することで解決していくことになります。
まとめ
WordPressなら無料でホームページを作れるものの、ホームページを公開するためのレンタルサーバーの契約やドメインの取得は別途料金が発生します。
また、デザインの自由性にこだわったり、サイト表示速度の改善やエラー対応するためには、CMSといえども専門知識が必要になります。
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